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巡る診療所では、医師を募集しています。

私たち巡る診療所は、通院が困難な患者さまのご自宅や施設へ伺い、安心して生活を続けていただくための医療を提供しています。患者さま一人ひとりの生活に寄り添い、医療を通して人生を支えること。それが私たちの大切にしている診療のかたちです。

当院では、訪問診療が初めての医師の方でも安心して診療に取り組めるよう、チーム医療体制とサポート環境を整えています。在宅医療に関心のある医師の方、訪問診療の経験を生かしたい方のご応募を歓迎します。
このページでは、院長インタビュー、募集要項、応募方法をご紹介しています。ぜひ当院の取り組みをご覧ください。

INTERVIEW

院長インタビュー

在宅医療に携わる魅力と巡る診療所のこと

札幌市内の在宅クリニックの数は年々増加傾向にあります。実際、通院が難しい居宅の方はもちろん、高齢者施設や障がい者施設が増えると共に在宅医療のニーズは高まっています。2024年11月1日に手稲で開院した当院は、訪問診療・緩和ケアに特化した診療所です。地域に根差し、地域の人たちの健やかな暮らしを医療の面からサポートするのはもちろん、患者さんが最期の時間を自分らしく過ごせるようにチームでしっかり支えています。今回は新しい仲間を募集するにあたり、当院のことを少しでも知ってもらうため、飯田智哉院長に診療所を立ち上げるまでの歩みや医師を志した理由、これから在宅医として取り組んでいきたいこと、巡る診療所のビジョンなどについて語ってもらいました。

双子の弟と共に医師の道へ
キャリアを積む中、やりたい医療について模索

小樽で生まれ育った飯田院長。実は一卵性双生児の兄で、弟も医師。現在、弟は小樽で小児科のクリニックを開業しています。飯田院長が医師を志すきっかけは、その弟の影響だったそう。

「弟は、幼いころから僕たちが通っていた病院の小児科の先生に憧れていました。その先生は小児科医でありながら、高齢者医療にも携わり、神社の宮司も務めていらっしゃって、地域とのつながりも深く、僕たち兄弟にとってお医者さんと言えば、その先生のような町医者のイメージでした。弟はいつか自分も先生のようになりたいと言い続け、高校に入ってからもその夢は変わらず、医学部を目指して勉強していました。僕もそんな弟に感化されて医学部を目指すようになりました」

飯田院長は一浪して札幌医科大学に進学し、幅広く病気を診られる医者になりたいと第一内科へ。今でこそ細分化されていますが、当時の第一内科は消化器、血液、膠原病など幅広く経験ができる医局でした。

「小樽市立病院や市立室蘭総合病院など、札幌医大の関連病院で約5年間消化器内科医として臨床の経験を積み、その後、札幌医大の大学院へ進学しました。1日の半分は大学病院で医師として勤務し、他の時間は研究や論文に没頭。大学院にいた4年間は寝る間もほとんどないくらい多忙でしたが、大学院で学び得たものは臨床医としても大いに役立つものでした。自分の医師としての見識と可能性を拡げてくれた4年間には心から感謝しています」

大学院でマウスを用いて炎症性大腸発癌に関する研究に取り組んでいた飯田院長。大学院卒業後、基礎研究を続けるための海外留学も考えましたが、「ふと、自分は医師としてどこへ向かおうとしているのかが分からなくなった」と振り返ります。

「そもそもなぜ医師を志したのか。自分の目指していた医師の姿はこれだったのだろうか。基礎研究をして論文を書いて偉くなる、そんなことがしたかったのだろうか。この時期、自分が本当にやりたい医療について考えるようになりました」

患者さんやご家族に寄り添う在宅医療との出合いが大きな転機に

悩んだ末、飯田院長は思い切って大学の医局を離れることを決意。医師としてこれからどう生きていこうか模索する中、転職サイトに登録します。すると担当者から「先生には在宅医療が合うと思う」と、訪問診療専門のクリニックを紹介されます。

「それまで在宅医療と接点はなく、自分がそこに携わるとは考えたこともありませんでしたが、実際に現場を見学させてもらったときに、自分がやりたかった医療はこれだ!と良い意味で衝撃を受けました。病院に勤務していたときは、病気を診ることに比重が置かれ、治すことが最優先でした。しかし、在宅医療は患者さんの意志や気持ちを第一に考え、そのご家族にも寄り添い、チームで患者さんのために動く。自分より若い医師がそんな医療に携わっている現場を目の当たりにしたとき、これこそまさに人のための医療であり、自分のやりたかった医療だと感じました」

2020年から訪問診療に従事し、在宅医療専門医・指導医も取得。翌年には院長に抜擢されます。まだまだ在宅医療の認知が不足していると感じていた飯田院長は、一般市民向けのイベントを開催するなど、啓発活動にも積極的に取り組みました。また、組織を大きくすることにも力を入れ、4名だった医者の数を10名にまで増やし、スタッフも倍以上に。

「在宅医療についてゼロから学ばせてもらい、管理職としても多くのことを経験させてもらいました。次は、自分の責任で自分が理想とする在宅医療を提供できる組織を作りたいと考え、出身地の小樽に近い手稲で独立することにしました」

満を持して独立
患者さんが能動的に在宅医療を選ぶ時代が必ずやって来る

「巡る診療所」という名前には、「街を巡り、巡り合った患者さんやその家族の心に思いを巡らせて、全力でサポートする」という思いを込めています。コーポレートカラーは、元気の出るビタミンカラーのオレンジ。訪問する軽自動車もオレンジで統一しています。また、スタッフのユニフォームの胸元には、ハートの音を聞いているロゴを刺繍。ハートは患者さんの「心を診る」ことを表しています。

「在宅医療の本質は、人を診ること。患者さんの症状と一緒に心も診るものだと考えています。それも医師ひとりで診るのではなく、多職種のメンバーがチームになって患者さんと向き合うのが在宅医療です」

患者さんのニーズを考えると緩和ケアの専門性も必要だと、飯田院長は緩和医療専門医・指導医の資格も取得。在宅看取りにおいては、患者さんだけでなくご家族との関係性もより重要になります。

「残されるご家族にとって、ああすれば良かった、こうしてあげれば良かったという後悔は必ず残ると思うんです。でも、在宅医療を受けることで、自宅で最期を迎えたいという患者さんの希望を叶え、少しでも穏やかに、ご家族で看取ることができたら、ご遺族の後悔を少なくすることはできると思うんです。そのために、僕たちがチームで精一杯サポートします」

飯田院長は、もっとたくさんの人に在宅医療について知ってもらいたい、そして医療関係者にも在宅医療に関心を持ってもらいたいと考えています。

「札幌市内の訪問診療のクリニックは右肩上がりに増えていますが、患者さんの多くが自ら在宅医療を選んでクリニックを探したというより、偶然出会ったというケースが圧倒的に多いと感じています。病院から退院する際に在宅医療を勧められた、施設に入った際に在宅医療を勧められた、などがその例ですが、私はそのうち多くの患者さんたちが能動的に在宅医療を選択する時代が来ると思っています。だからこそ、我々は選び続けられないといけないんです」

チームで「人」を診る在宅医療
在宅医として働く魅力は数知れず

在宅医療の認知を上げるとともに、在宅医療に取り組んでくれる仲間を増やしたいと考えている飯田院長。巡る診療所でも新しい仲間、特に医師を募集しています。現在、巡る診療所の医師は飯田院長だけですが、多くの患者さんのご紹介をいただく中で総患者数が増えていることもあり、早急に新たな医師を必要としています。

「在宅医療は内科の医師でなければならないと思っている人もいますが、全くそんなことはありません。耳鼻科や泌尿器科、精神科など、様々な科の医師がその専門性を生かして在宅医療に関わっているケースも増えています。私自身もそうでしたが、医師になって5年、10年経ったときに、大学に残るか、病院で勤務するか、開業するか、セカンドキャリアについて考えるタイミングが必ずあると思うんです。そんな時、在宅医という選択肢があることを知ってもらいたいと思っています」

飯田院長は、在宅医になるからと言って、これまでやってきた専門性を捨てる必要はないと考えています。むしろその専門性も生かした新しい在宅医の形に取り組んでいきたいと意欲的です。

「当院は、小児から高齢者まで幅広く診ていますし、患者さんの疾患も様々。最初は専門分野以外の疾患を診るのに不安もあると思いますが、医師としての経験値は確実に上がります。大きな病院にあるような立派な医療機器はないですが、そういう機械に頼らずとも患者さんと向き合う中で適切な診断ができるように少しずつなっていきます。また、皆さんの持つ専門性は、在宅医療の場で必ず生かされます。それぞれが持つ専門性に、在宅医療という専門性を上乗せするイメージです。在宅医療はチームで患者さんや家族を支えるので、チームで取り組む楽しさややりがいもあります。特にうちのスタッフは本当に優秀で、いい人ばかり。あれもやりたいこれもやりたいと暴走しがちな僕をいつも制御してくれています(笑)」

そう苦笑する飯田院長ですが、一緒に働くスタッフが気持ちよく仕事に取り組めるよう職場の環境整備にも力を入れています。「在宅医療はチームワークが大事」と、スタッフともよく話をし、よく笑います。みんなで一丸となって、患者さんと向き合おうという雰囲気が飯田院長を中心に自然と出来上がっています。

在宅医として働く魅力は、「数えきれないほどある」と飯田院長。病気だけでなく、人を診る在宅医は、人間としても確実に成長できるとし、さらに「真に患者さんが必要とする医療を過不足なく提供できることに大きな意義を感じる」と話します。たとえば、通院して抗がん剤治療をしている患者さんの中には、辛いのを我慢したり、医師の前では元気な素振りをしたりしているケースも。医師は、病院に来ている患者さんの様子と患者さんから聞く話で治療方針を決めがちですが、在宅の場合は普段の生活の中にこちらがお邪魔するので、辛そうな様子も察知しやすいですし、辛いときは辛いと正直に言ってくれることが多い。そういう意味で「患者さんが真に必要としている医療が提供できる」と飯田院長は考えています。

大学病院や総合病院に勤務していた経験もある飯田院長は、「病院で患者さんを診ているときはどうしても病気や症状にばかり目がいきがち。でも、在宅医療の主役は患者さん。「先生が来てくれるのが待ち遠しいとか、先生が来てくれて安心したとか、そんな言葉を患者さんやご家族に言ってもらえるのが私の原動力になっています」と続けます。

在宅・緩和の両方の専門医を目指せる環境
新クリニック建設で新たな地域医療を

札幌市内に訪問診療のクリニックが増えているという中、巡る診療所で医師として働くメリットや他のクリニックとの違いに関しては、「私が在宅医療と緩和医療の両方の指導医を持っているので、両方の専門医の取得を目指せるのは強みかもしれません」と話します。実は両方を持っているのは道内では飯田院長だけなのです。

「新しい職場に飛び込む際に皆さんが望むものは4つあると思っています。やりがい・安心・オンオフ・給与です。ニーズの増加し続ける在宅医療、やりがいは間違いなくあります。安心という面においては、在宅医療を初めて経験する医師も多いでしょうから、必ず看護師と訪問してもらうようにしています。運転や、採血・点滴などの処置は看護師が行いますし、先生方には診療に集中してもらうような体制を整えています。オンオフについては、日中はしっかり頑張ってもらおうと思います。ただ、オンコールについては自由選択制をとっています。色々な人生のフェーズの中で、オンコールをできる方もいれば難しい方もいるでしょう。可能であれば月5回くらいやっていただけると私は大変助かりますが、そこは相談の中で決めていけたらと思っています。給与については、札幌市内でトップクラスを保証します。給与はその方に対する評価の一つですし、やりがいにもつながる大事なものだと思っています。転職をするということは、皆さんにとってはリスクをとることだと思います。その想いにしっかりと報いたいと思っています」

正当な給与の保障はもちろん、休みもきちんと確保し、オンとオフをしっかり分けることで気持ちに余裕を持って仕事ができるようにと考えている飯田院長。巡る診療所では、働きやすい環境で、安心して医師としての新たなキャリアを築くことができます。

「私と当院で勤務してくれる医師の間には、明確な差があります。雇う側と雇われる側には、目には見えない大きな壁があると思っていて、そこを理解していないと要求が大きくなりすぎたり、負担を強いすぎたりしてしまうのだと思います。私は巡る診療所を運営する上で、誰よりも汗をかく必要がありますし、24時間仕事のことばかり考えています。でも皆さんにはしっかりとオンオフを持って仕事をしてもらって、金銭的な余裕ももってもらって、少しでも長く一緒に働けることを望んでいます。そのために、働く場についても重要視しています」

飯田院長は2027年にクリニックの場所を今の場所から約1.5キロ離れた場所に移し、外来診療も可能なクリニックを新たに建てる予定です。

「自分たちがいかに働きやすく働けるか、を重視しています。自分たちの職場に誇りを持てるような場にしたいと思っていますし、設計事務所に依頼して素敵なデザインとなるようお願いしています。また、地域の医療を支えることを考えたとき、外来もあると、地域のかかりつけ医としてより地域の方たちのニーズに応えられると考えています。元気なときは外来に、通院が難しくなったら訪問にと、柔軟に対応できることがこれからの診療所には必要不可欠だと感じています。協調性があり、在宅医療を学んでみたいという医師が仲間になってくれると嬉しいです」

巡る診療所は、医師を募集しています。

募集要項

医師 (常勤職員)募集要項

  • 職種

    医師 (常勤職員)

  • 職務内容

    訪問診療

  • 学歴・経験

    不問 (訪問診療経験者は優遇)

  • 資格

    医師免許、普通自動車免許

  • 職務時間

    月曜日から金曜日 08:50-17:10(週4勤務可、時短勤務可)

  • 休日

    土日祝

  • 給与

    年俸2,000-2,500万円

  • 手当

    通勤手当 (上限月20,000円)

  • 賞与

    なし

  • 社会保障

    勤務時間などにより、健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金加入

  • 有給休暇

    勤務開始時に5日間付与、半年経過後に5日間付与、以降法定通り

  • 雇用期間

    1年間 (更新の可能性あり)

  • 試用期間

    3ヵ月 (雇用条件の変更なし)

  • その他

    看護師同行、マイカー通勤可、学会参加補助あり

医師 (非常勤職員)募集要項

  • 職種

    医師 (非常勤職員)

  • 職務内容

    訪問診療

  • 学歴・経験

    不問 (訪問診療経験者は優遇)

  • 資格

    医師免許、普通自動車免許

  • 職務時間

    月曜日から金曜日の中で週1-5日 09:00-13:00、13:00-17:00など (時間は相談の上で決定)

  • 休日

    土日祝

  • 時給

    15,000円

  • 交通費

    実費を支給

  • 賞与

    なし

  • 社会保障

    なし

  • 有給休暇

    勤務開始半年後より、法定通り付与

  • 雇用期間

    1年間 (更新の可能性あり)

  • 試用期間

    3ヵ月 (雇用条件の変更なし)

  • その他

    看護師同行、マイカー通勤可

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